福田実の本音
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NEW:2006.11.01

「何だ、裁判長も頭、固いですね」と第14回公判終了後、代理人の先生に言ったら、「福田さん、鶴岡裁判長、古田、潮海裁判官は柔らかいよ。ひどいのになると原告本人が発言したら、退廷や代理人を通せとすぐやるからね」と返事が来た。「本当かよ? この国の裁判はガッチガチだな〜」と先生と話が続いた。証拠提出したらバンバン弁論させて、それを大勢の人間が見れば、どっちが正しいのか答えが出る。それが俺がここまでやって来たしきりだけに、この古典的な展開が何とももどかしい。代理人の先生も「ちょっと目を離すとこれだからな〜」と。いつもハラハラさせてすみません。でも舞台裏は結構毎回楽しく集中して話し合ってんだよね。俺も代理人の先生達とは何でも話せるし、楽しい。裁判の事だけでなくお互いの人生観や今までの経験談も聞けて、これが最強パートナーの裏側です。実は第14回公判前も先生から「福田さん、別途福田さんの話す場所は作るから今回は黙っててね」と言われていたが、俺としては「何で別府先生も一緒にやらないのか」と疑問が強かった。だから質問した。それが裁判長と裁判官のプロとして的確な判断なのか、初め浜先生、木元先生を聞いて次に別府先生という手順が公正中立なのか分からなかったからだ。どうも話の流れから時間短縮の為なんじゃないかと捉えていた。でも代理人の先生が「別府先生の診察があって長期にわたる経過観察があるから浜先生、木元先生の意見書が成り立つ訳は両先生も重々理解されているので、お二人の先生からもプッシュして頂くよ」という返事が来たので、まあ今回の公判内容全てをオープンにして、裁判官の手順が的確なのか見て次回また意見を言えばいいかと思った。
 一回一回の過程を全てオープンにする事によって公共性が上がり、裁判がどんどん注目され、真実が明らかにされればいい。俺は「夢を感動をありがとう」のアマチュアオリンピックをしている訳じゃない。プロは今までの「人生経験」と「智恵」を全て出し、必ず勝つ者のことをいう。だから攻める時は攻め、待機する時は待機し、時をうかがう。こんなもん最後、勝たなかったら何の意味もない。的確に本質を見抜き、バンバン合法的に攻めていく。3年3カ月をかけて代理人の先生と別府先生、浜先生、木元先生と「これでもか、これでもか」と確かな証拠を積み重ねて来た。後は「証人審問」と「本人審問」だけだ。俺が言いたい事はWebマガジンとこのサイトに全て書いたが、それを要約して裁判官にぶつける。できればキチンと口頭で証言したい。だから多くの方達の応援を必要としているのです。次回第15回公判、来年2月8日午後2時から4時30分、ぜひ見に来て下さい。おもしろいでしょう? だいたい御輿なんて期待半分興味半分でみんな見てる訳で、社会でも全力で担いでいる人間は2割、食う為に担いでいる人間が6割、ぶらさがっているのが2割です。御輿が頭良くて智恵があって世の中の為になるなと感じたら多くの人が応援して下さる訳です。本にしても各メディアにしても一般の受け手の人達は「カウチポテト」で寝っ転がって何だかんだ言いながら見たり読んだりしている訳で、その中で「こいつ、おもしれ〜」「オッ本気だな」と思ったら真剣に入れ込む。自分がそうだからよく分かる。前も書いたけど、不思議だよね、こんな辛い体でやりたくはないが、プライドが許さない。だいたい、いい加減に生きてれば何でもすぐにあきらめられるが、本気で生きて来たから「俺の人生をメタメタにして、てめえら絶対許さねえー」だけだね。気付いたら、まてよ今俺「副作用の認定制度改革」のトップ走ってるな〜、と自分で感心してる。この8年、「本気・本気・本気」で戦っていたら、各専門分野の本当のプロの人達が協力して下さって、裁判4年目だけど、本当すげーな、と思う。だって別府先生達は英語を日本語のように読み、意見書を書いて下さって、代理人の先生達はWebマガジンに書いたように、この「ギッチギチ」な日本の裁判の中でここまでパーフェクトに俺の裁判を戦ってくれてんだよ。「オイオイ」と被告代理人や製薬会社、バカ医者に言いたいよな。「知識」はこうやって世の中の為に活かすんだよと。自分の欲の為にやってる奴らが相手だから毎回燃える。何回か言ったけど、本当、ドラマなんだよね。8年前に倒れ、5年間一人の戦いがあって、部下や同僚に公言した通り幻冬舎から本を出版して頂き、これも公言通り各専門分野のプロの先生達に協力して頂き、海外からそして全国から応援して頂き、御見舞いカンパ支援を頂き、堂々と国相手に裁判を戦っている。ここから先はキッチリ裁判に勝って、続編の本を出して、ドラマ、映画化、海外出版し、創業社長にお借りした1000万を返して、ますます男を上げ、今よりも早く薬害副作用が認定され苦しむ患者を減らし、この国の鎖国薬事行政をぶっ潰した男となってやっと戦いは終わる。その為にカンパ支援と裁判の傍聴、お願いします。俺ね、絶対負けたくないんですよ。本当、毎日メールや電話を頂きますが、生活保護を受けてくそ暑い夏にクーラーもないのに闘病している人や、辛い闘病をしながら働いてその日当をカンパして下さる人、余命数カ月でも応援して下さる人、そんな人達と毎日支え合って一生懸命戦ってるんです。「福田さんが元気の素です」「福田さんの戦いが心の支えです」「一日の日当全て送ります」とメールや手紙でもらってみな。おいおい裁判官、人間最後は「血の通ったぬくもり」だよ。教えてやるよ、最後に求めるのは「あったかいぬくもり」だけなんだよ。だから生きて行ける。「あー逢えてよかった」「話せてよかった」「元気出ました」「また生きて行きます」。俺は日々そのような言葉を聞き、逆に俺が励まされている。家族や子供達に堂々と言えるよ。「本当の男の強さ」「父親の強さ」を全て残しておくから見とけってな。本当に愛した女性を抱き、自分の子供達を守り、辛い人達と支え合い励まし合って生きて、この国のふざけた薬事行政をぶちのめす。これが俺の後半の人生だ。
 連載もあと3回ですので写真を載せておきます。

■写真1
FURANOのラベンダーです。北海道の青山さんが送って下さいました。

■写真2
娘の油絵です。玄関に飾ってあります。

■写真3
歯科医の女医さんから頂いた全て飲めるバースディケーキです。

■写真4
北海道から来て下さった青山さん姉妹です。

■写真5 縦
第14回公判終了後、汐留に行って来ました。バックは「電通」です。

■写真6
読者の田口さんとサチコさんと浜離宮に行って来ました。バックは「三百年の松」です。

■写真7
将軍が船に乗降した「将軍お上がり場」です。

■写真8
田口さんとサチコさんと公判終了後、浜離宮から浅草まで「隅田川ラインクルーズ」して来ました。裁判終わって俺の頭から湯気が出ていたのが分かったんでしょう。田口さんが連れて行って下さいました。いい気分転換できました。ありがとうございました。

■写真9

■写真10

■写真11


 マルヤマさん、ウエシマさん、タナカさん、カンパ支援ありがとうございます。
 ウエシマさん、ガンバリましょう。また逢いにいらして下さい。ご主人と一緒に。「ゴン」も待ってます。
 読者の妹のミキコ、誕生日プレゼントありがとう。大事にするな。
 同じく妹のさるもありがとな。いつもありがとう。
 良子も御見舞いありがとう。大変だけどガンバロウな。
 読者の兄貴は一人で姉貴は二人いて妹は三人います。まだまだたくさんの人に逢いたいですから、連絡下さい。
 竹内、いろいろありがとう。ガンバロウな。
(株)EOSの渡辺さん、いつも高いお茶ありがとな。バーターでまた宣伝しといたからな。
 石倉さんもサチコさんもいつでもメールして下さい。待ってます。

 裁判支援基金口座の他に手数料の安い日本郵政公社の方にも口座を開設しました。こちらの方は御見舞いカンパ支援として使用させて頂きたいと思います。後日こちらもガラス張りの会計報告をいたします。

振込先 日本郵政公社
記号番号 10340 番号 73058301 口座名 福田実

 となります。よろしくお願いします。
 裁判と同時に家族も俺も生活していかなければなりません。残念ながらまだ俺の方は公的手当が何も受けられませんのでこれからの収入はいっさいありません。応援して下さい。
 川上さん、わざわざ胃薬ありがとうございました。
 青森の中村さん、33年間続けたお店、本当にお疲れ様でした。最後に出逢えたのも縁です。逢いにいらして下さい。待ってます。
 井田さん、心のこもった手作り誕生日プレゼントありがとう。大事にするよ。
 サチコさんもサプライズな花ありがとう。いやされてる。
 華子もさるも美紀子も井田さんもみんなメールありがとう。嬉しい誕生日だった。
 竹内、カンパもありがとな。キッチリ勝つからな。
 全国のみなさん、軍資金、メール、手紙まだまだ待ってます。いつでも連絡して下さい。
以上





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