福田実の本音
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NEW:2005.09.15

 ベンチャー会社が株式を上場し出す頃になるといろいろな通達が流れてきた。「パーマはやめろ」「スーツは紺かグレーでシングル」などいろいろなチェックが入り出した。スーツはロッカーやクルマにシングルを入れておいて仕事の時はシングル、夜はストライプのダブルでネックチェーンやブレスレットをじゃらじゃら。倒れる最後までその通達は全て無視した。おとなしい羊の群れでは、結局言われた事しかやらない、何も考えないイエスマンしか育たない。本質の仕事がプロであるなら、常識をわきまえていれば問題ない。それが俺の考えだった。
 おつき合いで銀行主催の経営セミナーに行っても、講師が俺の気迫にビックリしてバンザイしてしまう。当たり前だ。「お前がセミナーで話をするより俺が話した方がここにいるメンバー全員やる気にさせられる」。それを講師は分かって何も言えない。「ご苦労さん、セミナー代払い戻ししてくれ。会社の大事な経費だから」と思ったが、さすがにそこまでは言わなかった。世の中、型にはめて考え、能書きは言えても、結果を出せないセミプロがいっぱいいる。Webマガジンで書いた文体についても同じ。アホだな、話している時は臨機応変に使い分けるだろ? 「闘病記としてどうだ」とか「思い込みだ」とか、半端な奴は半端な捉え方しかできないからどうしようもない。俺の本の本質は、確かな証拠を国と製薬会社が隠ぺいして患者の為にならず、自分達の保身を続けている事への挑戦状な訳。前にも書いたけど、人間誰しも理性3割、感情7割の動物なんだよ。自分が理不尽な立場に立てばキレる。でもそれを表に出せない人が大半な訳だ。形にとらわれその怒りを手直しして表現したら、どれだけ深い怒りなのか読者に伝わらない。「男の本質は戦う事」「女の本質は守られる事」。俺はそう考えて生きている。福山雅治曰く、「男はオオカミじゃけん」でいい。羊が一匹羊が二匹と増えるたび「見ざる」「言わざる」「聞かざる」のバカ幹部も増えてきて、現場も見ないで毎日ムダな会議ばかりしている「バカざる」ばかり増えてくる。そして売り上げは上がらない。時代は常に動く。今表現し世間に伝える事は何なのか? それを見切った奴だけが勝ち組だ。少なくとも今、俺は医療・薬事行政の不備と闇の部分はよく分かる。間違った裁判、間違った法律によって患者が苦しめられている今の日本の状況が。そしてもっとも重要なのは俺がプレイング・ライターだという事。
 俺の本を読んで下さった方達にお願いがあります。本を一冊買って頂いて150円の印税が俺に入りました。今度は俺の裁判の為にカンパ支援を集め協力して下さい。300円集まれば本2冊分。900円集まれば本6冊分の印税収入と同じになります。全国10万人20万人と集まれば大変な金額になります。俺の裁判が、俺の主張が間違っていないと思ったら、たとえ100円200円でも大切な応援支援になります。いくらでも結構です。集めて幻冬舎あてに送って下さっても基金への振り込みでもかまいません。今度は俺の命懸けの裁判に協力して下さい。「男はオオカミじゃけん」の福田実は「一匹オオカミ」です。全国のみなさんのカンパ支援待ってます。
 俺が本を出した頃に闘病記を出していた奥山貴宏氏は4冊、飯島夏樹氏は3冊の本を残し、二人ともガンで俺より一足早く天国へ旅立った。最後は俺が薬害副作用による全身筋萎縮に認定裁判の結果を出ししめる。二人とも天国で見ていてほしい。それぞれが自分のカラーで自分の生きた証を語り、多くの人に共感を与えている。二人に負けないように俺のカラーで最後まで戦いたい。
 長野の久保田さん、このサイトが切り替わる時には赤チャン産まれてるかな? 落ち着いたら連絡下さい。待ってます。
 香川の久米さん、メール届きました。カンパ支援もありがとうございます。幻冬舎経由でも大丈夫です。大切に使わせて頂きます。
 ツシマさん、毎月高額なカンパ支援本当にありがとうございます。毎月心から感謝しております。
 愛知のミキコ、お見舞いありがとう。待ってる。これからもお互いガンバロウ。
 鹿児島のジャガジャガ、友人とのお見舞いありがとう。待ってる。またいろいろ話そうな。
 東京の仲井さん、メール届いてます。お互い信じた道でガンバリましょう。そして勝ちましょう。
 ゴトウさんカンパ支援ありがとうございます。大切に使わせて頂きます。
 いろいろ届くメールの方々のそれぞれの人生、聞いていると本当しびれます。へたな本やドラマより壮絶で、俺自身も自分の人生を見つめ直すいい機会になります。人ひとりの人生、やっぱり重いです。地獄見て修羅場生きて、それでも毎日精一杯生きている日本中の人達からもらうメールに「人間は強いな」「強く生きた人間は男も女もカッコイイな」と感じてます。なんかメールの内容だけで一冊本が書けます。
 今の行政訴訟終わって勝ったら、国は必ず控訴してくるでしょう。その為にも基金への支援よろしくお願いします。また俺自身も裁判終わってからも次の本が出たら出した出版社のサイトで最後の最後までどろどろの闘病記残しておきます。そして奥山氏、飯島氏と同じように俺のカラーで俺の人生を語ります。日本中の闘病者の方、メール待ってます。一人一人、もし俺に代弁者として語ってほしかったら、連絡下さい。今地獄にいる俺から見ても、あなたの人生は語るべきだと思わされる人は世の中にたくさんいます。誹謗中傷は、やった人間に必ず返ります。これからも堂々と生きて、思い切り自分の乗り越えてきた人生を語りましょう。いろんな妨害を乗り越えた人間は強く、さらに強くなります。心配ないですよ。堂々と真っ直ぐに生きた人間には、応援者がいっぱいいます。10月のお見舞いも待ってます。ぜひ逢いに来て下さい。

以上




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